影武者

昨日の侍さんについて、です。
アゴブログですけど、勘弁してください。

長いんで読まなくていいです。
自分が書きたいだけです。

真剣、本当に凄かった。全てが！
影武者！


丈瑠が外道衆を倒す最後の切り札であるにも関わらず
いつも自ら危険に飛び込み、家臣に頼ろうとせず、一人で抱えようとした答えがこれでした。
まさか丈瑠が侍でないなんて。話をひっくり返すにも半端ない返し！！
そして、真の志葉家十八代目当主はなんと姫。
戦隊シリーズ前代未聞の女レッド。しかも少女。
半端ねぇ！！！！！

最初、薫を見たときは正直がっかりしました。
せめて大人にして欲しかったと。
戦いの場に、当主だからといって年端もいかない少女に託すのは・・・と。
けれど、今日の彼女を見て、その初見は吹っ飛びました。
確かに薫は幼い少女だけれど、その前に侍であり志葉家十八代目当主なんだと、重い（であろう）烈火大斬刀を振り回した時確信しました。
子供として遊ぶことも、女の子として甘えることも捨て、血を吐くような修行をして生きてきたんだと。
女の腕力を補う為、足で烈火大斬刀を蹴り上げ、全身で振り落とす。
涙が出そうになりました。

きっと、封印は勿論ですが何よりも丈瑠を解放してあげたかったのではないんでしょうか。志葉家から。

けれど、影武者の任を解かれた丈瑠はなんにもなくなって途方にくれる。
幼い頃からそう育てられて。父との約束。「決して逃げるな」
その言葉通り逃げずに戦った後にただひとつ残った、剣。それを繋ぐのは十臓。
ほんとうに、ここまできて二人が戦いに引き寄せあう繋がりが明らかになるんですね。
はぐれ外道の十臓に、嘘の殿様。歪な者同士の剣の交え。
予告見る限りでは騎馬でのアクションみたいだし、大一番が来ますな来週は！
しかもそれを爺が止めに入るみたいだ・・・！大変だ・・・！爺・・・！！
（爺×殿イケるくらい爺が大好きですが何か？・笑）

突然、事実を知らされた皆の姿にも胸が締め付けられたです。
千明。
もともと侍の血に関心が薄い彼が、ついていくと決めたのは丈瑠自身。
その丈瑠は、侍ならば姫と戦えと言い残し去る。号泣してましたね。
普通なら泣くのは女の子だろ、と思いましたが。ことはも泣かないのに（笑）
でも、その声を上げて泣くところに千明のストレートさが出ていて
可愛いやら辛いやら。
源太。
丹波に「寿司屋のいるべき所ではない！」と言われ飛び出す源太。
（しかし丹波はなかなか面白いキャラクター！かなり素敵にイラッとさせてくれますｗ）
ここにきて、彼最大のコンプレックスである身分の違いを責めたてられるとは。
そんなやりきれない中も丈瑠のために動く彼は男前ですね本当に。
流ノ介。
家臣としての忠実さ、侍としての役割を一番重んじてきた彼をも「仲間」としての丈瑠を思って言葉を濁す。

共に過ごしたこの一年は殿と家臣の関係よりも確かな絆を作ってきたんだなと本当に思いました。
女子は・・・うん、上に同じ（ごめんなさい；）


こういう本当に面白いものにちゃんと出会えて良かったです。
萌えだけではこんなにギュンギュン締め付けられるほど時めかない。
たどり着くラストまでの興奮は、きっと計れない。
あと少し。
全力で観ます！！！