ロマ誕を祝う

ロマーリオさんお誕生日おめでとうございます！


いつもお出で下さる方、一瞬違うブログ来たと
思われたらすみません。
ここはＡＧＯＥＫＵＢＯで間違いないです(笑)

ロマさんお誕生日ジャック！

今日は高らかに叫ぼう！
ロマーリオ！好きだ！おめでとう！！








続きは、ロマの誕生日を祝おうとしたのに
間違って哲恭になってまった駄文。
どうしてこうなったんだ自分・・・。
ロマさんごめんなさい・・・。

しかも哲、生意気です。

「ロマーリオさんは大切な友人なんです」


ロマーリオの誕生パーティの帰り道、
草壁は雲雀に言った。


パーティの間中、ずっと仏長面をして
（いつものことだが）
こっちを睨んでいたら、いい加減俺も辟易しますよ。


「誕生日を祝ってるんです、もうすこし」

「だから我慢して咬み殺さないでやったんじゃないか。
　それだけでも君は感謝すべきだ」


確かに１０年前に比べれば雲雀の態度は丸くなった。
が、草壁に言わせればまだまだ足りない。
１０年使ってやっと一般中学生くらいだ。


「・・・哲には僕の他に大切な人がいるの」


ほらきた、中学生レベルの嫉妬。
可愛いと言えば可愛いですけど。
少し考えたら分かるでしょうに。


「あーいますよ」

「浮気者」

「俺の話聞いてなかったんですか。
　友人だと言ったでしょう」

「大切って言ったじゃないか」

「友人として、です」

「大切なんだろ、僕より」

「いつ恭さんよりっていいました？
　だいたい、恋人と友人じゃ比較対象が違います」

「でも大切なんだろ」


恋人との違いよりも、
思いの強さだけを基準にしている。
ああもういい加減この不毛な会話を終わらせたい。
そう思って口を噤もうとした時、ふと気づいた。


・・・このひとに、友人などいただろうか。


俺だって、部下からいきなり恋人になって
（いや、部下兼恋人か。しかも比重は７：３くらい）
友人だった事などなかった。

そもそも、友人という概念そのものがなくても不思議
ではない。
この世の人間は「強い生き物」か「弱い草食動物」の
２種しか雲雀にとって存在しなかったのだろうから。

俺は、たまたま彼にとってそのどちらでもない人間に
映って見えたから傍にいられるだけかもしれない。


「恭さん！俺はあなたが一番大切です！！」


！　いきなり大声出してしまった。
ああああ俺も大概ガキくせぇ・・！


「ロマーリオさんも大切ですが、あなたはもっともっと
　大切で、大事で、かけがえのない・・・！！」

「うるさい」


声とほぼ同時にトンファーが飛ぶ。草壁も飛ぶ。

おかげで、草壁には真っ赤になった雲雀の顔は見えなかった。











恭さん、俺、いつかあなたの友人にもなりたいです。
今以上まだ望むなんて、贅沢でしょうか。

こんなこと言ったら、また笑われる・・いや、殴られるか。
でも、沢山の喜びを知って分かち合いたいんです。
あなたと。








〈了〉